ハザードマップ

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皆様、あけましておめでとうございます!

クリスマスにも忘年会にも触れることなく年が明けてしまいましたがそれはまたおいおいということで、今年もよろしくお願いいたします。

挨拶もそこそこに新年一発目の更新は、昨年の反省でも今年の目標でもなく、昨年11月末に刊行された湯山玲子さんの新刊、「四十路越え!」について。

もう既に4日も経っておりますが、今年最初の日記はどうしてもこの本について書きたかった。

先日もちらっと触れたとおり、湯山さんと言えばバラエティ番組「シンデレラ画報」での「光合成女子」発言が記憶に新しいわけですが(2015年追記:リンク切れてる)、「女子のマスターベーション」にフォーカスした発言のみを掬い上げ、この本を、そして湯山玲子さんという人を、「旬のイロモノ」のように思っている人が居たとしたならばそれは早計にもほどがある、と言うもの。

(さらに追記:「光合成女子」=「苺狩りする女子」のこと)


「光合成」にしてもそうですが、「不倫は世間的なモラルとしては、いけないことになっていますが、現実的には最大のダブルスタンダードになっています」や、

「友情関係のはずの男友達との間にも、長いつき合いの中にはセックスが紛れ込むことがあります」など、

事実として数多く確認されていながらも「オカルト枠」におさまっている事柄、それらひとつひとつを指さし確認しながら紐解いていくのがこの「四十路越え!」。


滑走路を「序章」で走り出し、離陸してからの6章、そして「あとがき」に着陸するまでの空路は、「快適な空の旅」と言うよりも、胸がパチパチするほど騒ぐ元気玉スパーキング!な「空中戦」。

気持ちいいけど根本的な解決にはなっていないリフレクソロジー、あるいは、買ってはみたけど結局やらないおうちヨガ(DVD)、のようなヌルさとは一線を画し、本書はガチで体にテコを入れるバッキバキの整体仕様であり、「浮けんじゃないか?」な本場インドのヨガ仕様。

今を生きる我々に必要なのは、埃かぶった預言書やフェザータッチの占いではなく、こういった、実用的なハザードマップなのであります。

バッキバキ整体仕様の具体的な例としては

みんな一緒で横並びが基本的に居心地の良い日本人女性は、いくつになっても友達と恋愛話を披露し合って、同じツボで共感したり、憤慨したりできる気がしていますが、そろそろその辺りを卒業した方が身のためです。

ですとか

白か黒かの二次元論は明快ですっきりしますが、これは単純化という子どもの論理で、複雑な現実を渡って行くには、少々理想論過ぎ。

など。

そんな痛みすら伴う施術がある一方で、

女の人に性欲があるというのは当たり前ですが、これもまた、長らくその存在は無きものにされてきました。
(中略)
男性のように「誰でも良いから、今、やりてぇ」という気分に陥ることは普通にあります。




恋愛とは人間の間の現実の関係なのに、それを一種の型にはめて成就させようとするから無理が生じてしまう。

など、グッとツボを押されて白目剥きそうになるほど気持ちの良い箇所や、サイババを思わせる懐の深い言葉でもって「ハッ!」と啓かせる箇所も多く登場し、とにかく本書は現代社会に生きる我々にかかった「呪い」のような癌細胞を、ある時は「因数分解」で、そしてある時は「宇宙から見たらどうでもいいし」的パノラマサイズの見解で、ことごとく取り除いていくのです。

私はまだ「アラフォー」と呼ばれる世代には届いてない若輩者なので、おもに「恋愛」「セックス」章からの引用となってしまいましたが、全体を通して今すぐ追い風にしたいような記述が満載。

各章には魅力的なインデックスもたくさんつけられています。
例えば「アラフォーと仕事」章での「スタイルでなく、感情で仕事をする」とか。

しかし、ここだけを見て「はっは〜ん、なるほど」と私世代が明日からいきなり喜怒哀楽ダダ漏れの垂れ流しで仕事に取り組んだりしたらただのバカです。

普遍的なことは大いに取り入れ、アラフォーまでの「必修科目」を修得したからこそ活用できる対処法は、大事に温めておきたい。

前から申し上げておりますが、私、本を読むときには傍らにポストイットを常備しており、印象に残った箇所や言い回しが好きな箇所、後でもう一度じっくり読み返したい箇所などに貼るようにしているんですけど、TOP画像を見れば分かる通り、ポストイット貼るとこ多すぎて、往年のラブホファザードを思い起こさせる佇まいとなっております。

それらはここに全て載せたいほどの金言たちなのでありますが、そうしてしまっては読む楽しみが無くなってしまうというもの。

未読の方は是非とも2011年一発目の本として手にとって、そして本書の言葉たちによる「整体」を受けていただきたい。


ツイッター上で桑原茂一さんが、湯山玲子さん宛に

「本当のことを言う時代だと思いますが、それがチャーミングに感じるかどうか?ここがとても大事なセンスですよね。私は楽しめました。とても参考になりました。」

とpostしてらっしゃって、それはもちろん執筆なさった湯山さんが向けられて一番嬉しい言葉だと思うのですが、読んで共感する部分が多かった私から見ても、非常に胸のすくメッセージでした。

そういや先日、私は比喩として

湯山さんの文章は、足腰が強く、それ故行動範囲が広く、大河ロマンスペクタクルのような男らしさを感じさせつつ、自分以外誰も気にしちゃいないけど譲れないアイラインの入れ方はこれ!みたいな細かい女性らしさも感じさせる。

と書いており、「女性らしさ」を「アイライン」に託したのは、湯山さんは「チーク」や「グロス」ではないな、と思ったからだったのですが、本書の中で本当にアイラインに言及してるところがあってちょっと嬉しかったです。(笑)



なにはともあれ「四十路越え!」

アラフォー未満からアラフィフ以上の女性にも激しくおススメいたします!





●追記●
まさかこの湯山玲子さんと実際にお会い出来るなどとは思いもしてませんでした。




こちらもおすすめ!

  




通勤電車で堂々と読んでるわたしに誰か羞恥心をください。

このような本を買ってみました。





何のためって

えーっと

あのー

そのー

そう!

あれ!あれあれ!

後学のため!


ためしにちょろっとやってみてるのだが、

腹筋にもかなり作用してる感。正直しんどい。








このブログ、何度も言うけど親見てます。





ダカフェ日記。



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ウェブで見てるときにはただただほっこりしてただけなのに


書籍で見ると、なんでか涙が止まらなかった。


家族を持ちたくなる本。


 



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渇字。

活字に飢えてる。土曜日にまた4冊増えた。
前回ちらっと触れてた島本理生さんの新刊と、すばる新人賞受賞作。それから、コメント欄で教えていただいた北森鴻さんの著作を2冊。ハルカさんありがとうございました。さっそく買ってみました。

   
左から
島本理生
真綿荘の住人たち
朝井リョウ
桐島、部活やめるってよ
北森鴻
花の下にて春死なむ
北森鴻
桜宵


土曜の夜中から「真綿荘の住人たち」を読み始めて今日の昼頃に読み終えた。
島本さんは私よりも年下の作家さんなのですが、ほんとに幼い頃から文章に慣れ親しんで来たのだろうなと思わされる、地盤のかたい筆力。腰の入り方、安定感が全然違う。この世代の中では揺るぎなく一番好きな作家さんです。
排他的過ぎず退廃的過ぎず礼儀正しさと清潔感のある文章は、読む人の好みによっては優等生過ぎて物足りなく感じるかもしれないけど、私は彼女の書く誠実な文章や思慮深い登場人物たちがすごく好きです。



  

  

 



君が降る日」と「あなたの呼吸が止まるまで」、それからエッセイの「Chicaライフ」以外はうちの本棚に入ってます。ただ、島本さんの小説も、山本文緒さんと同じで(過去記事⇒)、好きなものはたくさんあっても、「一番好きな作品」というのが挙げられないんですよね。
あんまり力まずに読めるのは「一千一秒の日々」、「クローバー」あたり。一番有名なのはおそらく、宝島社の「この恋愛小説がすごい! 2006年版」で一位に輝いた「ナラタージュ」ではないでしょうか。23万部を超えるベストセラーになったそうなので、読んだ方も多いのでは。最初から最後まできっちりと、とは限らないのですがこの本は読み返すこと多いです。(なにせ、長編過ぎるので最初から最後まで読み返すのは結構大変)

そう言えばこないだ、本棚に入っている本で読み返す機会のある本はいったいどのくらいあるか、という話になったので、本棚の中を見てみた。
まあ、まず、ミステリー系はあんまり読み返さない。ミステリーって展開が気になって惹き込まれることはあっても、この描写が素敵、とか、このシーンが好き、とかいうときめきは、あんまりないですよね。
私がよく読み返すのは、ブログでももう何度も登場してる日向蓬さんの「マゼンタ100」、山田詠美さんの「A2Z」、姫野カオルコさんの「ツイラク」、あとは山本文緒作品、島本理生作品。青山七恵さんの「窓の灯」や「ひとり日和」も気付くとよく読み返している。前回触れたばっかの「センセイの鞄」もこれから何度も読み返してくと思う。
圧倒的に女性作家さんの本が多いですね。男性作家さんだと松尾スズキさん、リリーさん、中島らもさんの本をよく読み返してるかなあ。


    



北森鴻さんをオススメしてくださったハルカさんのように、コメント欄でオススメ本を教えていただけるとすごく嬉しいので、「マイ鉄板本」みたいなのがあったらぜひぜひ教えてくださいませ。



小説じゃないんだけど、こないだ本屋で見かけてカワイイー!と思ったけど値段にひるんで買えなかった本。

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new girly graphics



Paik Designが手がけたご存知タカラトミーのリカちゃん広告とか、すんごい可愛くて大好き。

Paik Designのウェブサイト、時々意味もなく覗いていたのですが、それが「new girly graphics」に載ってた。
(ウェブサイトだと左上にリカちゃん広告載ってます)



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美術館は一人で行く派。

ぷちっと御無沙汰しております。気がつきゃ一週間以上ぶりの更新。ちょっと放置してたらアホほどスパムコメントがついてて全部消すだけでも一苦労。

移動中とか休憩中とか、iPhoneでつるっと更新出来る手軽さから、ついったーの方は割とまめに更新しているのですが、ブログの方はなかなか。とは言えついったーは、マンガで言うところのフキダシ枠外に位置するものだと思っているので、ついったーでのつぶやきは右から左に受け流していただき、なんだか既視感のある内容がブログに登場しても「それ、聞いた」的ツッコミは無しの方向でよろしくお願いしたい所存です。

特別大きなことは何もありませんがここ最近のいろいろをざっくりと。

●定期健診のため山王病院の婦人科へ。
女子の皆様、オトメンテナンスの一環です。思い立ったが吉日で検診受けておきましょう。

●国立新美術館へ。
アーティストファイルと迷ったのち、初志貫徹してルノワール展を観る。午前中に行ったのに人多かった。
以前、人と美術館に行ったときに、
「全部覚えて帰るなんて無理なんだから、遠くから見て、なんとなく気に入ったものだけしっかり見ていくと良いよ。そうすると、自分がどの年代のどの画家が好きなのか分かるようになって来るから。」
と言われたことがあって、ずっと「あたしが好きなのってどの辺りだ?」と思ってたんですが、どうやらあたしが好むのは、色彩が華麗で描写が精緻なもののよう。バロック時代の宗教画とか。ベタなとこで言うとルーベンスなんて大好き。
そのアレで言うと、ルノワールとかモネとか印象派の絵は、ふわふわ柔らかすぎてあたしにはまだよく分からない。というのが正直なところです。
でも、こういうのって自分の年齢とともに見方が変わってきて、そのうち、そのふわふわ柔らかい感じが好きになって、それまで好きだったやつは「さわがしすぎる」ってあんまり好まなくなるのかもしれませんね。
再びおすすめiPhoneアプリ⇒TokyoArtBeat


美術館の帰り、本屋で調達。



1は以前、人にもらった。



3もある。




そんでもってついったー上で「もういいよ」ってくらいつぶやいてたのがaboutセンセイの鞄
日曜日の夜、無性に読み返したくなって本棚を探したんだけど、ない。処分した記憶がないけど、無いと言うことは処分してしまったのでしょう。
外は雨模様。極力外出したくない心持ち。
だったのですが、衝動に駆られて雨の中わざわざ電車に乗り本屋へ直行。
ご都合主義の私は、本との出会いって必然だと思っていて、その時自分に必要な本はこちらが待ったをかけたとて飛び込んでくると信じている節がある。だから、買っても読む気にならない本は、「ああ、今は時期じゃなかったんだな」と思うし、人から借りて読んで戦慄が走ったりすると、これまた「ああ、運命の本があちらからやってきた」と思ってしまうおメデタイ性格です。だからなんか、日曜日は「センセイの鞄」に呼ばれたような、そんな気がしたのです。こういうことにおいては基本、拡大解釈・基本、希望的観測。

と、そんな感じでハヤブサ入手して読み返したセンセイの鞄だったのですが、なんで一度手放してしまったのかまったく分からない。ほんとにほんとに素敵な本で、読み終えて以来眠りにつこうとするたび、センセイとツキコさんの日々が瞼の裏に浮かんできて、寝床でじーんと目頭熱くなってしくしくと泣いてしまってます。
普段、「好きなタイプは?」とか聞かれても、あたしの好きなタイプというのは抽象的すぎて説明が困難で言葉に詰まってしまうんですが、そこにバチコーンと「センセイ」がエントリーされてしまった。これからは、「センセイみたいな人」でいきます。
そんでもって、「ツキコさんみたい」と言われたら、どんなに素敵だろうと思いました。ツキコさん可愛い。



ついでと言ってはなんですが、最近買った本。
   

左から
J・D・サリンジャー /村上春樹 訳
キャッチャー・イン・ザ・ライ
太朗想史郎
トギオ
島本理生
大きな熊が来る前に、おやすみ。
宮木あや子
花宵道中


昨年、本屋でナイン・ストーリーズを見かけた時からサリンジャー読みたいなーとか思ってたんですが、今年に入ってサリンジャーの訃報を聞いて、だったら(?)一番の代表作をちゃんと読もうと思ってこちらを。
トギオは、こないだ読んだ同じ「このミス大賞」の「さよならドビュッシー」が面白かったので買ってみた。
島本理生さんは、好きな女性作家の一人で、著作はほとんど持ってる。2月に「真綿荘の住人たち」っていう新刊出たんですがそちらはまだ買ってない。(その後買いました)
そう言えば、先日文藝2月号に、島本理生さんと、女性作家の中で一番好きな山本文緒さんの対談が載ってて即買いしたんだけど、好きな作家さん二人の対談はとても面白かった。
対談と言えば、以前人からもらったモンキービジネス(vol.5)での小川洋子さん×川上弘美さんも、センセイの鞄を読み直して再読。この雑誌、村上春樹さんのロングインタビューも載ってて、くれた人が冗談とは言え「返してほしい」って言ってたくらい読み応えのある本です。返してないけどあたしはヘヴンをあげたから相殺だと思っている。そしてあたしはその後ヘヴン買い直した。
買い直したと言えば一番右の花宵道中も。持ってたんだけど人に貸したまんま1年以上経つ今も返ってきてなくて、ずっと読み返したいと思ってたので文庫版を買いました。

出かける準備前にだーっと書いたのであとでちょこちょこ加筆修正するかもしないかもです。


フィルター

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多分、今だと平積みになってる本屋さん多いと思うので、機会があればぜひ手にとって見て欲しい本があります。

カバーの質感、ずしっとくる重量。かすれたような黒色に、艶のない銀色の題字。

潔い装丁にグッときて思わず買ってしまった「超訳 ニーチェの言葉」です。

本の序盤、「己について」の章で、「一日の終わりに反省しない」という項を目にし、ちょっとした反発心を覚えました。

一日の終わりに布団の中で一人反省会をする、って割と日常的な事で、それが悪いことだなんて思ったことがなかったからです。

なんで?と思いながら本文を読んでみると



仕事を終えて、じっくりと反省する。

一日が終わって、その一日を振り返って反省する。

すると、自分や他人のアラが目について、ついにはウツになる。

自分のだめさにも怒りを感じ、あいつは憎たらしいと思ったりする。

たいていは、不快で暗い結果にたどりつく。

なぜかというと、冷静に反省したりしたからなどでは決してない。

単に疲れているからだ。




吹いた。



いや、そりゃそうですけどー!と思いながら続きを読んでみる。


疲れ切ったときにする反省など、すべてウツの落とし穴でしかない。

疲れているときは反省をしたり、振り返ったり、ましてや日記など書くべきではない。

活発に活動しているとき、何かに夢中になって打ち込んでいるとき、楽しんでいるとき、反省したり、振り返って考えたりはしない。

だから、自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。

そういうときはさっさと自分を休ませなければいけない。




アガガ…(゜д゜)


た た た た タシカニー!

お お お お オシタニー!

(っていう友達がいる)


眠らずに…いやむしろ眠れずに迎えた明け方、

一人反省会が行きすぎて猛烈に「消えたい」を含む歓迎できないあらゆる思考に包囲されてそんな時にはいつだって将来の自分を思い描いたら漏れなく孤独老人の設定で半べそどころかガチでべそをかきはじめる癖のある私には(メンドクサァ!!)目から鱗のクリティカルヒットで、ああなんだか最近すごく単純な事にハッとさせられる。冷えは万病のもとだとか、寝る子は育つだとか。

そしてなんでしょう。これ全部を鵜呑みにしたいわけじゃないんですよ。

弱っている時には弱っている時なりの焦点があって、それらが全部無駄だとは言いきれないから。

占いと一緒つーか、良いとこだけ信じる、的に、数多の言葉の中から自分に必要なもの、それは多分往々にして「足りないもの」を濾して受け取って、それをどう使ってくかだなと思いました。


「己について」の章にはこんなことも書いてありました。


かつてはこれこそが真実だと思っていたものが、今では間違いだったと思う。

かつてはこれこそ自分の変わらぬ信条だとしていたものが、今では少しちがうと思う。

それを、自分は若かったとか、浅かったとか、世間知らずだったと断じて葬らないほうがいい。

なぜならば、当時の自分にとっては、そう考えたり思ったりすることが必要だったのだから。

当時の自分の段階にあっては、それが真実であり信条だったのだ。



これについては、つい先日あいちんと話してたことと通じるものがあって、

自分的に今、その時のことを掘り下げて書きたいという強い思いがあるんだけれども、

書いてると脳味噌からブスブス煙が出てきて全然まとまりそうにないのでまた機を改めたいのですが、

あいちんとその時話していたことと言うのは、自分が信じてた、重んじてた美学が不変じゃないという話で。


その話をした帰りにしみじみと思ったのは、「美学=戒律」じゃないんだよなーってこと。

「こう在りたい」と願って心がけることと「こう在らなければ」って、自制とは別の、強迫観念のようなものに捕らわれることは違うし、

そして後者の在り方で守ろうとする美学は、美学と言う名に背いており、決して美しくないと思ったのでした。

なんですかね。過去にはちゃんとこんなふうなことも書き記してあるのに、

「変わらないこと」に美を見出そうとしていたと言うか、

そういうゆるぎない素晴らしいことも実際にたくさんあるけど、

でも「貫くこと」を間違った風に解釈して近頃は「固執」に至っていたような気がします。


思い出したのは大槻ケンヂさんがエッセイで再三触れてる「のほほん」スタイル。

そう在りたい。だけど、「のほほんとしなきゃ」と思った時点でのほほんとしてないんですよね。そういう話。

あー。この話、ちゃんと、また改めて書きたいんです。


ついさっきあいちんと鼻息荒げて「いいね!」と盛り上がったONE OK ROCK。

iTunesにないもんだから、ソッコーでCD注文してしまった。

超カッコイイ!!!youtubeえんえんリピートさせて聞いてます。








タイトルも好きだわ。

>>> 完全感覚Dreamer


●2015.10.29追記●
ワンオク、まさかこんなにワールドワイドで活躍するようになろうとは。


上から読んでも下から読んでも「化石化」

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ぜんたーい止まれ!3、8、9、10、13!ヤー!!

あ。ウッカリ自分の指サイズで幕開けてしまいました奈々っぺですこんにちは。

年が明けてすでに10日目ですが、あけましておめでとうございます。

年末年始の極私的備忘録はおいおい書くとして。

今年最初の買い物は、帰省中に立ち寄った岩田屋Jupiterで見つけたコレ


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「自分で買うのにダイヤを選ぶのは…ましてや初めて自分で買うのにダイヤって…」とミジンコクラスのしょっぱい自尊心が邪魔してヒヨってホワイトサファイアを買った。

イメージ的に、Jupiterのリングの価格帯は3万くらいからだと思ってたのですが、これくらいお手頃のものもあるんですね。

9号が在庫切れででもどうしても「買うなら今日!今日ったら今日!」なテンションだったので半ばやけくそで11号を買ったのですが、右手の人差指・中指だと意外と大丈夫でした。
動いてるうちにくるくる回ってくるけど許容範囲内のゆるさ。指輪って、つけてみないと分かんないもんですね。

写真では中指につけてるけど右手の人差し指につけることが多いです。買って以来、毎日つけてます。

他の指は依然としてテナント募集中ですが不景気なもんで店子が入る見通しがまるでたってないです。(濁す濁す)

前々回

ずっと身につけてられるようなお守り的な華奢〜なリングが欲しいのですが、ゆびわって…ねだるほうもねだられる方もなんか…緊張感漂いませんか。戦慄走りませんか。ねだってよいものか迷いませんか。ねだられたら腰が引けませんか。(嗚呼。適齢期と言う名の足枷よ。)

と書いていたら、おそらく奈々っぺと同じ年の頃なのであろう適齢期の娘さんから「共感」のコメントをいただきました。

DE・SU・YO・NE!

重くとらえてほしくはないのだが、軽視してほしくはない指輪問題。

自分で買うくらいなら好きな人からもらいたいけど、自分の好きな人が簡単に指輪を贈る人だったら嫌だ。とゆーこの矛盾。

inでのoutを自ら促しておきながら実際にそうされると「なにさらしとんじゃこのボケナス!!!!」と思ってしまうこの矛盾。

※意味分かんない人は意味分かんないままで居たほうが筋斗雲に乗れると思います。


そしてそんな事でぐるぐる考えて欲しいものを我慢するのにも疲れてきたので、だったらもう自分で買う、と開き直ってきてます。

エタニティリングを自分で買うってどうなの…とかいう考えも、もはや化石化。
こんな風にして妙齢の女子は自分でマンションを買う決意をかためるようになっていくんでしょうか。
こんな風にして妙齢の女子は一人で生きて行く決意をかためるようになっていくんでしょうか。



そして今年初めての本はこれ。


松尾スズキ 「老人賭博」



みうらじゅんさんの「自分なくしの旅」を読んでる途中だったんだけど、なんてったってリスペクト松尾スズキ
「自分なくしの旅」を読み終えるまで我慢できなくて、読み始めたら止まらなくて一気に読んだ。

なんだろうこのじっくりことこと煮込んで煮詰まった挙句放置されてぬるくなったような倦怠感。なんだろうこの無視出来るけど地味にヒリヒリする指の逆剥け的な胸の痛み。

気を緩めて読んでいると時々唐突に「ブサアッ」と笑わされるので電車の中で読んでなくてよかったと思った。

「おおむねシリアス」の中に織り込まれた松尾スズキさんのユーモアは、大量のちりめんじゃこの中にしれっと混じっているイカやエビの赤ちゃんのようで、つるっと言ってしまうと「得した感」、しんみり言ってしまうと、土砂降りの中で見つけた雨宿り場所のような「救い」があって、バカみたいな感想で申し訳ないけど「いいなあ〜」と思う。好きだなあ。

ちなみに「老人賭博」は第142回芥川賞にノミネートされてますね。ついったーでは

「老人賭博が芥川賞候補にノミネートされましたー! って、素直にはしゃげないのは、あの落選した時の梯子外された感の苦さを知っちゃってるんでねえ・・・・。あれ、けっこう心に来るのよ、周りの担当の落胆ぶりとか目にすると。次の日「腫れもの」みたいな目で見られるし。でも本売れるといいなあ・・」

って書いてあった。
外野が簡単に言えることではないかもしれないけど、それでも松尾スズキファンとしては是非獲ってほしいものです。




今日は久しぶりに近所に住む暫定夫婦の元へ遊びに行くのではやく寝ないと起きれないのに時すでにAM6:15。

「年が明けた」という実感が全然沸いておらず、「13月」であるかのように去年の延長線上から抜け出せないでいるのでなんだかズルズルな幕開けですが、今年もよろしくお願いいたします。


ニコール

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まだ家に着いてないので簡潔です。ごめんなさい。もしかしたらあとで追記するかもしないかも。

買いました。
まるごと1冊ニコール・リッチー!Vol.2。載せてないけど、なにげにvol.1のまるごと1冊ニコール・リッチー!
も持っていたりする。ニコールかわいいぃぃぃ!
スナップ写真の中で持ってるバレンシアガが、黒率高いので参考になりますっ!バレンシアガ購入記事⇒



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くるくるパー

愛用サガミはオリジナル。奈々っぺです。こんばんは。(お前は当たり屋か)

意味分かんない人は意味わかんないまんまでスルーしてください。


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*********************************************************

子どもの頃から周囲の女性を見ていて思ったのだけど、「女の嗅覚」とでも呼ぶべきものが非常に発達した女性が、世の中には一定数存在する。推薦入学した「中の上」の短大を卒業した後、「中の上」の会社に就職して、そこで出会った「中の上」の同僚と結婚して翌年子どもが生まれる、そんな標準仕様の幸せアイテムを無駄なくすばやく手に入れてゆく、「幸せ最短距離の女」だ。
そんな女たちから見たら、あたしはきっと学習能力のない「くるくるパー」に違いない。


*********************************************************
―日向蓬著:「ジーニアス」(マゼンタ100 [角川文庫]に収録)より―

引用文多いのでネタバレしてもいいって方だけ追記へゾウゾ。

あと無駄に長いです。あしからず。


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アイロニー?

そろそろ美容系の話でも書こうかなと思い、

「石鹸特集」みたいなものを頭の中に描きながら、

最近愛用中のconohaやら、
日焼け止めを落とすのに必須のドクターブロナーマジックソープやら、
スペシャルケア用のスキンピールバーやら、
汗をかく季節に一役買ってくれるミョウバン石鹸(お父さんの加齢臭にもおすすめらしい)やらについて

だらだら書き綴っていたのだが、着地点を見失って途中放棄。
PCの前から立ち上がり、本棚の前へ。
Oka-Changの「アイロニー?」を引っ張り出しておもむろに再読。




アイロニー?



続くけど、長いので気を付けて。

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●愛用品ログ一覧●

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