心の中でコヤジを飼う。脱・女々しい男/望・女らしい女/目指すフロンティアは愛され体
2008年 09月 08日 ( Mon)
「リスペクトは愛になる」と思ってるあたしは、何か絶対的に尊敬できるものを持つ人に対して、親愛や友愛や恋愛の感情を持つ傾向にある。

具体的に、どういうものに対して尊敬の念を抱くのか、っていうのは説明しづらくて、「在り方」としか言いようがないんだけど、感覚で生きているあたしの皮膚をざわざわさせるような、毛羽立たせてしまうような、震えるほどの「何か」を持った人。

成就したとかしなかったとかはさておき、あたしが生きてきたなかで「本気で好きになった人」とあたしのパワーバランスは10:0と言っても過言ではなくて、だけどその敗北感は不快どころか爽快で、「かなわないこと」を快く受け入れることができた。
あたしの尊敬する人々はみな一様に、紡ぎだす言葉達がきらきらしていて、ボヤボヤしていたもののピントを合わせてくれたり、ゆるかった足元を固めてくれたり、見えなかったものに光を当ててくれたりして、いつだって、たじろぐほどにはっとさせられる。

そんな彼らに

めずらしいね

とか

奈々らしくないね

とか

逆に

奈々らしいね

とか

言われると、それらの言葉はスポンジのように染み入って、「よく見てるなあ…」って思ったり、その人の思う「あたしらしさ」がどういうものなのかを知ることが出来て、嬉しくなったりする。

なのに、人によっては、同じ言葉を言われても、まるで染み込まない。
むしろ、「めずらしいとか、らしくない、って、あたしの何をデフォルトとして言ってんの?あたしの何を知ってんの?」などと思ってしまったりする。

あたしの長所でもあり短所でもある「感覚で生きる」というスタイル。
感覚だけを頼りに、手探りで生きてきたからこそ、奥行きのない諭しは、その立体感の無さが目分量でわかるようになってきたし、望まれないフィルターを通して自分を見られている場合も、同様にわかるようになってきた。


同じ言葉を使われても、言う人が違うだけで、自分の胸に響かないのは、たぶん「心の周波数」みたいなものが違うから。周波数が違う人の言うことは、雑音が多い。だから、聞き取れない。周波数が合う人の言うことは、雑音がない。だからクリアに聞こえる。


「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」

という、アルベルト・アインシュタインの言葉がありますが、おそらく、偏見のコレクションは「18歳」までと言わず、今もなおコレクションされ続けていて、それらは心の入口から心の奥底にある「核」までの通り道に、デコボコとした障害物をいくつも作っていて、言葉をぶつけられてもなかなか核に届かない。


誰かから、心を揺さぶられるような言葉をもらったとき、あたしはいつも、同じイメージが頭の中に浮かぶ。
それは、鋭い光が、障害物の多い洞窟の中をするすると抜けて、奥底にある核に、いとも簡単に辿り着いてしまう映像で、光が核に辿り着いた瞬間、鐘が打たれたみたいに、大きな音が鳴る。
その音は洞窟の中でぐわんぐわんと響いて、あたしはその轟にうろたえてしまうほどなのです。


あたしが仰ぎ見ている人々が純利1兆円の大企業だとしたら、あたしはその下請けの下請けの下請けくらいの零細企業、で働く下っ端社員。だから、今はまだ、たぶん無理。
だけど、いつか、あたし自身が、あたしの大好きな人たちの鐘を鳴らすことができたら、それはもう、人としても、女としても、すごく価値のあることなんじゃないかと思う、今日この頃です。





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コメント
この記事へのコメント
★marikoさん

>奈々さんの言葉の選び方、私はとても好き。

奈々さんのブログがまさにその鋭い光だと私は思うなぁ・・

うーーー!!marikoさん、嬉しいコメントありがとうございます!!
あえて、否定せず、素直に、ありがたく、ちょうだいしておこうと思います。


★師匠

こないだは、テロ電話、すんませんでした(笑)
近々!
2008/10/02(木) 02:26:55 | URL | 奈々より #VdmSEMK.[ 編集]
私も偏見大魔王だ。。。

私信も色々あるんで、また電話するねー。
2008/09/09(火) 09:14:15 | URL | A師匠 #-[ 編集]
奈々さんの言葉の選び方、私はとても好き。

奈々さんのブログがまさにその鋭い光だと私は思うなぁ・・
2008/09/08(月) 23:34:53 | URL | mariko #-[ 編集]
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