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本屋大賞

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2006年本屋大賞受賞作品


先日、2006年の本屋大賞が発表されましたね。

受賞作はリリー・フランキーさんの「東京タワー」でした。

2位以下の順位はご覧のとおり。


2位『サウスバウンド』      奥田英朗/角川書店
3位『死神の精度』        伊坂幸太郎/文藝春秋
4位『容疑者Xの献身』      東野圭吾/文藝春秋
5位『その日のまえに』      重松清/文藝春秋
6位『ナラタージュ』       島本理生/角川書店
7位『告白』           町田康/中央公論新社
8位『ベルカ、吠えないのか?』  古川日出男/文藝春秋
9位『県庁の星』         桂望実/小学館
10位『さくら』         西加奈子/小学館
11位『魔王』          伊坂幸太郎/講談社


ノミネートされていた中で事前に読んでいたのは「東京タワー」、「容疑者Xの献身」、「ナラタージュ」、「さくら」でした。(少ない)

過去の受賞作(小川洋子さんの「博士の愛した数式」、恩田陸さんの「夜のピクニック」)の傾向から察するに、

おそらくミステリーはこの賞をとらないだろうな〜…と思ってたので東野さんの「容疑者...」はきっとノミネートで終わってしまうだろう、ってのが私の予想でした。ていうか、直木賞とってるからもういいんじゃ?みたいな。



受賞作以外について。


島本理生さんは個人的にすごく好きな作家さん。

素人目に見ても「年齢の割に」とかではなく、小説家としての筆力が高くって、上質な文章を書く方だなあと思っています。

10代後半や20代前半の女性作家さんは性に対してオープン過ぎたり、精神的に病んでるような痛々しい(つーか生々しい)女の子を描く事が多いように思うんですが、

島本さんの作品に出てくる登場人物たちは、そのほとんどが思慮深く、清潔感と透明感があるんですよね。そこに私は好感を持ってます。

だけど島本さんの場合、全作品を通じてどれも完成度が高い代わりに会心の一撃的なインパクトのある作品がない気もするのです。

★5つで評価するならばどれも★4。

私の大好きな作家さんである山本文緒さんにもそういう印象を抱いているんですが、

これは決してケナしてる訳じゃなくて、全体的にクオリティーが高いんで評価のハードルが上がっちゃうんですよね。

だから山本文緒さんの作品に★4をつけたとしても、他の作家さんの★4作品とはちょっと違うんです。

他の作家さんが山本さんのような作品を書いたら、それは多分★5になると思うんですよ。

筆力のある作家さんは安定感があって浮き沈みがないので、★5をつけるのが逆に難しいです。

だけどそういう作家さんは無条件に信頼出来るので、新刊が出る度に流し読みもせず買ってしまいます。

島本さんはこれから先いくらでもチャンスがあるだろうと思える作家さんなので、今年はとれなくてもよかったのではないかなと。


それから西加奈子さんの「さくら」は、久しぶりに号泣してしまった小説で、とても面白かったです。だけどまだ構成が安定してなくて改善の余地がありそう、という印象も受けました。

それも味だと思うんですけどね。音楽で言ったらウルフルズみたいというか。(誤解のないように言っておくと奈々っぺはウルフルズ好きです)

ですがね、「さくら」の前に出版されてる「あおい」から考えると西さんはすさまじく成長されてます。

私は「さくら」を読んだ後に他の作品にも興味が湧いて「あおい」を読んだんですけど、正直、ほんと正直に言うと「金返せ」と思いました。

帯のコメントをリリーさんが書いてらしたんで、リリーさんが販促活動に加わってる事と、「さくら」で泣けた事とですっげー期待して読んだからなおさらガッカリしました。

でも逆に「あおい」から「さくら」の間に西さんに一体何が!?と思ったし、同一人物が書いたとは思えないほど「あおい」に比べて「さくら」のクオリティーは上がっていました。

今後大いに活躍されて行くのではないかなと思います。


東京タワーが受賞したことについては今さら私が説明するまでもないと思います。

私の周りの日頃本を読まない人たちですらこぞって読んでましたし、ドラマ化もされるし、タイムリーな受賞だったんではないでしょうか。

ただ、欲を言えば、自分が読んだ事の無い本が受賞してくれたらよかったのにな〜とも思います。

私は本屋大賞に絶大なる信頼を寄せてるので、読んでなかった本が受賞してくれてたら次は絶対それを読むはずだったんですね。

なんでか読まず嫌いしてる重松清さんや奥田英郎さんの本を読むいいキッカケになったのかもしれないのに、ノミネートで終わってしまったんで多分当分の間は読まないだろうと思います。ざんねんだなあ〜。(要するに読まない言い訳)

来年は中村航さんの「100回泣くこと」とかノミネートされそうな気がします。



●2016.01.10追記●

全体的にどこから目線で言ってんだ、っていうくらいエラそうだなおい。

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