10年やったらアイデンティティ







おかげさまでこのR-18、4月15日の本日、10歳になりました。

10歳になるんですが、この10年近くもの間、自分がやっているものを

「たかがブログ」

だと思っていたのは、ほかの誰でもない私だったと思います。


だって私はそのへんに居る普通の人で、

そんな普通の人が書く、「なんてことない」普通の日記なんですから。


だけど「なんてことない」薄紙のような日々が重なって

その厚みが「10年ぶん」なのだと気づいたとき、

私はそろそろ「ここ」にプライドを持ってもいいのではないだろうか

と思うようになりました。


はたから見れば、今までもこれからも「たかがブログ」だとしても、

「10年やったらアイデンティティ」

そう肯定することを、私は私に許すことにしたんです。




新しい日記を書き、「公開保存」する前に、必ず自分に問いかけることがあります。

「そこに愛はあるかね?」

新しく撮った日記用の写真、その写真の加工の仕方、そして文章

それらすべてに愛はあるか、必ず自分に問いかけるようになったんです。


そしてその答えは、即答で

「ある!」

なときもあれば、ちょっと返答に詰まるようなときもあるんです。笑

そんなときには、出来る限り、納得がいくまで書き直すようにしています。


だけど、何年も前の日記になると

「正直、このとき時間がなくて、写真撮るとき『やっつけ』だったなー…」

とか

「もう書き直す気力が無くて、手抜き文章って分かってるのにそのまま公開しちゃったんだよなー…」

とかいうのがあって、そういう日記って、何年経っても「手を抜いたこと」を覚えてるんですよ。

そしてもちろん、すごく愛情を込めて書いた日記も、そのときのことをちゃんと覚えているんです。

そういう日記は、「過去記事参照」のように再び登場してくる頻度も高いし、画像だって何回でも使いたくなります。

そのくらい「思い入れ」を持つ日記が、年を追うごとに増えました。

そしてそれらは、私にとって、宝物なんです。

こうやって素直に「宝物」だと認められるまで、ずいぶんと時間がかかってしまいました。



今よりうんと自意識過剰だった20代、「R-18」や「奈々」というものは、私にとって、分身のような存在でした。

そして「私」は「私」にとって当然「私」であって、それは今もそうなんですが、見方がちょっと変わってきたのが30代に突入してから。



ちょっと前の日記

おすすめのパーソナルカラーリストさんご存知じゃないですかー?

とか、

冷やかしみたいなキッチンでも作れるお料理ってなんかないですかねえ?

とか投げかけたときに、参考意見をいただいたのがすごく嬉しくて、あー、ブログって、一人でやってるんじゃないんだなあって思ったんですよ。

この辺の「じーん」は、またちゃんと書きたいんですけど(お願い、書かせてw)、

こうやってブログ開始からまる10年が経とうとする今になって、改めて、

どこの馬の骨かも分からない私に、とても好意的に接してくれる人が居る

ってことを実感したんですね。

この10年、それはもういろんなことがあって、排他的になったり、とんがったり、ふて腐れたり(w)もして、

「わたしのブログは、わたし一人でやってる」

って、特に意識しているわけではなかったけれど、結局はそう思ってたんだなってことに気付かされましてね。

でも、「一人でやってる」と思ってたのは自分だけで、

投げかけたらちゃんとレスポンスがあって、

助けを求めたら応えてくれる人がいて、

だから私は、ただ単に、助けを求める声を上げていなかっただけだったんだなって思ったんです。



と書いたんですが、「R-18」や「奈々」に限ったことじゃなくて、「私」にも、投げかけたらレスポンスをしてくれる人がいて、助けを求めたら応えてくれる人がいます。

周りの好意と親切を今まで以上に自覚したとき、「自分」を見る目が、「娘」を見るような目になってきたんです。笑


例えば、自分の娘が、誰かからなにかを搾取されているとか

娘の好意や親切心を逆手に取って、侮って見くびって傷つけているとしたら

お母さんは許せませんよね?

「うちの子になにすんの!!」

って、思いますよね?


だけど案外、「自分」に関しては、目をつぶってしまいませんか?

搾取されていても、傷つけられていても、自覚が足りなかったり、「いいのいいの」って許容したり。

「謙虚」はひとつの美徳だし、私も、「謙虚な人」ってとっても好感が持てるんです。

だけど対峙する人が、それを利用して侮ること、そういう態度をとってもいいと思うこと、

そしてそれを許容することは違うよなあと思いましてねえ。

だから、みんな、自分のこと「うちの娘(息子)」くらいに愛着を持って、そして対峙してくる人の「値踏み感」と戦っていいんじゃないかって思うようになったんです。

許容するか抗うか、選択するのは自由だと思います。

ただ少なくとも、毅然として戦っていいのだと、それだけの権利がすべての人にあるのだと思うようになりました。

あなたもそうだし、私もそうです。

そして、私にとっては、「R-18」もそうだし、「奈々」もそうなんです。

「分身」だったゆえに、三つ巴で「私なんて、、、」って合唱してましたけど(w)、今は「R-18」も「奈々」もそして「私」ですら娘のようで、謂れのない悪意をぶつけられたり、謂れのない中傷をされたら

「うちの子になにすんの!!!」

って、思います。笑

そのくらいの愛情とプライドを持っていいんだって、ようやく思えるようになったんです。


とは言え、「ガルルルルル…」って敵意むき出しにするわけではなくてですね!w

柔らかくしなやかな人で在りたいというのが大前提だし、それは生涯の目標です。

人と関わっていく上で「当たり前の礼節」に今一度フォーカスするようになっただけで、奇抜なことも極端なことも望んでないんです。

「インターネットなんだから…」で諦めることは簡単だけど、私はその「当たり前の礼節」を「この場」でも望んでいるし、そう感じる接し方をされたときには、やっぱりとっても嬉しいんです。




私は、「言葉」が好きです。

言葉の大切さも、分かっているつもりです。

だけど、それと同時に「言葉の当てにならなさ」も、あらゆる局面で感じてきました。

さらに、沈黙を守ることの美しさも、それを体現する人たちから教えてもらいました。


文字だけのやり取りは、そこに「声」や「表情」がのらないぶん、伝え方が難しく、齟齬が生じたり、反感を買ったりなんて、しょっちゅうです。

それは、どれだけ微に入り細に入り書いたとしても、それぞれの持つフィルターが違うのですから、ごくごく自然に起きる、ごくごく自然な現象でもあると思います。

だからこそ、

「どこの馬の骨かも分からない私に、とても好意的に接してくれる人が居る」

ってすごいことだと、私は思うんですよ。

「この10年、それはもういろんなことがあって、排他的になったり、とんがったり、ふて腐れたり」

しながらも、こうやって10年も続けて来れたのは、「ここ」でたくさんの好意に触れることが出来たからです。


ブログを通して知り合えたたくさんの人がいて、

ブログを通して言葉をかけてくれるたくさんの人がいて、

ブログに書き起そうとして初めて気づくことがたくさんあります。


それらは、どう贔屓目に見ても、なににも関わらないで「ただ、暮らしていた」ら起こりえないことです。

だから、10年経って、

「プライドを持っていいんじゃない?」

と私が私にGOを出したその対象は、

今まで書き続けてきたことだけじゃなく、

「ここ」

そのものなんです。





お馴染みの方も

お久しぶりの方も

普段ROM専の方も

最近遊びに来てくださるようになった初めましての方も

10年間、本当にありがとうございました。

そしてこれからも、よろしくお願いいたします。




R-18 奈々







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