元カノコンプレックス

久々KB。






(前略)
一度どうしても奈々さまに聞いてみたいことがありまして。
ケムマキさん(遅くなりましたが、おめでとうございます!)とのお付き合いの中で元カノさんの存在は気にならないでしょうか?
失礼なことを聞いているのは承知しておりますが(すみません!)、私も今お付き合いしている人がいて、どうしても元カノさんの存在が気になってしまうのです。
私も奈々さんと同じく、ずっと好きな人がいて同じように駄目で今の人と知り合ったので、何かこう「両想い」という状態に慣れることができず…何か落とし穴があるんじゃないか(それが元カノさんだったりするわけです)と思ってしまって。彼は元カノさんと今は関係がないと言ってくれているので、本当、自分で落とし穴を掘って自分で埋めてるような本末転倒なことをしているとは分かってはいるのですが。。。本当に自分で自分が面倒です!
ケムマキさんには長年付き合ってらした元カノさんがいたと奈々さんが書いてらっしゃったので、どういう風に奈々さんは考えないようにしているのかなと思って質問させて頂きました。
本当にぶしつけな質問、申し訳ありません!
もし、お時間ありましたら教えて頂けると嬉しいです。



というコメントをいただいたのですが、いや〜、程度の差こそあれ、まったく気にしないなんて人、いないんじゃないですかねえ。
私の場合は、ケムマキさんを怒らせたときとか、自分がケムマキさんに腹が立った時なんかに考えてしまいますよ。

前の彼女さんだったらこんなしょうもないことでケムマキさんを怒らせることもなかったんじゃないかなあとか、逆に、前の彼女さんだったらこんな小さなことでケムマキさんにイラッとこなかったんじゃないかなあとか。

何しろ前の彼女さんは7年もケムマキさんと一緒に居たわけですから、それだけの時間を一緒に過ごしてきたっていうことは、お互いの好意は大前提としてあり、それ以外に必要なものもたくさん揃っていたからだと思うんですよ。しかも前の彼女さんは今の私と違って完全に同棲してたわけですから。
だって年を取るにつれて思いませんか?付き合うって、続けていくって、「好き」だけじゃだめなんだよな〜、ってこと。

一人の人と長く付き合うって、しかも一緒に暮らしていくって、「どれだけ好きな部分が多いか」よりも、「どれだけ許せない部分が少ないか」の方が重要なんじゃないかって私は思っているので、二人はその点がとてもリンクしていたんじゃないのかなあって思うんです。
だからこそ自分が相手をイラッとさせたり自分がイラッとしてしまった時に、「前の彼女だったらもっと平穏だったのかも」とか考えてしまい、当時の二人の実情は分からないし何の裏付けもないのに、勝手に劣等感を感じてしまったりするんです。

それはさておき、以前

あたしは旧・同居人との生活を今でも「良い日々でした」って思ってるけど、入魂しすぎた反動なのか、誰かと付き合っていくのに必要な「我慢・忍耐・思いやり・想像力」などなどの全てを使い切ってしまった・やりきってしまったんじゃないか?って別の人と付き合ったときに感じてしまった。何故なら同居人以降付き合った人とはぜーんぜん長続きしなかったから。

って書いたことがあるんだけど、そういう期間を十分に過ごし、もうそろそろがっぷりよつで一人の人と向き合いたい、っていう気持ちが芽生えて土壌も整った頃に、私はケムマキさんと付き合い出したんですね。

ていうか、これも同じ過去日記の引用なんだけど

先日、年上女性と話していた時のことなんだけど、去年まで毎週3回とか合コン行ってても全く彼氏が出来なくかったらしくて「あ、あたしもう結婚できないわ」と本気で思ったんだそう。
だからもう今年は縁結びを封印しようと思って、今年初頭の初詣では「恋愛はいいので、今年は仕事がんばります」って念じたそうな。

それが今年の3月に信じられないような出会い方をしたお相手と現在お付き合い中。

「だからさー、邪心を捨てるといいんだと思うんだよね~(モナリザスマイル)」

と言われて、すごく単純な事なんだけど、目から鱗がボロボロボロボロ!!!


って書いていて、ケムマキさんと付き合い出す頃がちょうどまさに邪心がなかった時なんですよ。
体調が良くなくて毎日まっすぐ家に帰って掃除に没頭してた頃で、この辺りなんですが、タイトルからして「足るを知る」だし、

連日の掃除で家の中の物が減り、部屋のいたるところがきれいになって行くとともに、自分の中にあった「無駄なもの」もそぎ落とされていってるように感じるんですよ。
なんかね、色んなことに対して「無駄な」欲が減退している。
もうね、今「モテ」とかほんとどうでもいいんですよ。好きな人にだけ受ければ。(まあ本来、モテというのはそういうものですけど)
そして、物欲が減退しているから、あんまりお金にこだわらなくなった。

そりゃあお金ってあるに越したことはないけど、暮らしていくために本当に必要なものが揃っていて、毎日じゃなくていいから美味しいお酒が飲めて、時にはちょっと贅沢な美味しいご飯が食べられて、みすぼらしくない格好と生活が出来て、そして好きな人と一緒に居られたら何も言うことはないな、と、思っています。ああ、でもこう並べるとなんて贅沢なこと言ってんだ、と思いますね。(笑)


とか殊勝な気持ちでいたらポーンと彼氏出来ましたからね。
いやー、久々読み返して襟を正す思いですよ。初心を忘れちゃいけませんね。

話戻りますが、私はそんな風にしてケムマキさんと付き合い出したんだけど、ケムマキさんは私と付き合うほんのちょっと前(つーても半年くらい前だけど)に7年も付き合ってた相手と別れたばかりで、ケムマキさんは今まさに「やりきった」と感じているさなかなんじゃないだろうか?って思ったんですよ。

なんつーんでしょう、結婚を考えている二人としての一連の行事?みたいなのを、ケムマキさんと前の彼女さんは一通り終えてんですよ。(双方の両親に挨拶、とか、将来的なことを考えた保険に加入、とか、それはもういろいろと)

っていう話を友達時代に聞かされて知っていただけに、あれ、なんか私に対しては雑じゃない?なんか色々省いてない?あ、なんかこれ覚えある。二番目にして次女だと子供時代の写真がお姉ちゃんよりきもち少なく、ひな祭りの盛り上がりがお姉ちゃんが生まれた年より地味、みたいな、なんかそういう手抜き感をね、なんとなく感じることがあったりしたんですよ。

私は「やりきったー」を十分に味わった後だから、よしもう何でも来い!みたいな状態で付き合い出したのに、ケムマキさんは「もう同じこと繰り返すのめんどくさい」みたいに思ってんじゃないかっていう被害妄想に捕われて、ってのと、付き合う時に熱弁されたマニフェストとはちょっと話が違うんじゃねーか、っていう不満が募り、ある日

「なんか、こいつ(私)だったら一人遊び得意だし放っといても手がかかんないからラクでいいやーとか思ってあたしのこと選んだのかなって思うことがあるんですけど」

みたいなことを言ったことがあるんだけど

「あのー、あなた十分手が掛かってますけど」

と、「お前どのツラ下げてどの口が言うか」みたいな顔して言われたのでそれ以上は何も言い返せませんでしたけども。

あとどうでもいい話なんだけど、我々が付き合い出したのは3月なので関係ないっちゃ関係ないけど、別れたの前年の9月って言ってたのにケムマキ家に11月号のGISELeがあって「なんでだよ」ってイラッとしたりとか、捨てるためにまとめてある本がドゥラメールの紙袋に入れられてて「え、前の彼女ドゥラメール使ってたの」ってなんかえも言われぬ劣等感感じたりとか(この微妙な女心、伝わるでしょうか)、ていうかそれ以外にも捨てるためにまとめてあるDVDが入ってんのはロクシタンの紙袋だし、中のDVDは「天国の階段」だし、これどう見ても前の彼女の残骸じゃねーかっていう一連のモヤモヤをあるときギャーッとぶつけたら

「俺は童貞か」

って返されて、あ、そういやこの人30代だった。って思ったのと同時に、あたしも全然人のこととやかく言えないっていうことに気づいて一気にクールダウンしたんですが。
いや、「それなりに年いってるからそりゃ過去に色々あっただろうしそれは仕方ないし私も人のこと言えないけど、でも、でもさー!!!面白くねー!!!!」が本音ですね。嘘つきましたすみません。未だに捨てられてないそれらが視界に入ると「チ」って思うから見ないようにしてますしね。嘘、たまに自分の中の何の感情を確認したいのかわざわざクローゼットの中を見て再度「チ」って思ってますけどね。とかこういう意味不明な確認、やったりしませんか、女子は。「あ、やっぱり何回見ても『チ』って思うなー」みたいなの。やりませんか。そうですか。

って言うこの辺りのモヤモヤ感じてた時にたまたま読み返したジョージ朝倉の「ピースオブケイク」で志乃に感情移入しすぎて泣いたよ私は。多大な「わーかーるー!!」モヤモヤのあと、最後「ナーニーソーレー!!!」とときめきすぎて萌え尽きることのできる非常にオススメのマンガです。

話がそれてしまいましたが、いただいたコメントに戻りますと、「どういう風に奈々さんは考えないようにしているのかなと思って質問させて頂きました。」と書かれてあったのですが、元カノさんの存在が全く頭を全くかすめなくなるっていうことは、当分ないと思うんです。

元カノさんの存在が頭をかすめたときに、ちょっとやそっとじゃグラつかなくなるような土台を自分で作っていくしかないなあと。
それは一緒に居る期間を重ねて行くことであったり、一緒に語れる共通の思い出を増やしていくことであったりで、別にわざわざ旅行に行くとか、大きなイベントごとをこなすとかじゃなくても、「こないだみんなで飲んだ時の○○面白かったよねー」とか、気づいたらハナちゃん(猫)やコタちゃん(犬)がすごく私に寄り添ってくれるようになってた、とか、そういう些細なことの積み重ねがいつか、少ないと言うには持て余す量になっていたり、いざこざがあって別れを考えることがもしもあった時、決して軽視できない代え難い物になっていたらいいなーと。

私去年ようやくというかもうというか30歳になったんですけど、3月から付き合い始めて6月に30歳になったので、まあほとんど30歳になってからの彼氏なんですよ、ケムマキさんは。
んで今月をまるっと過ごしたらあっという間に2年目を迎えるんですね。

この1年は本当にはやくって、1年なんて「続いたな〜」と思えるような期間では全然ないんですよ。
でもこれは、自分が年を取ったからだと思うんです。もうほんと年々時間が加速しているから、例えば22、3歳で1年を経たのと、30歳になってから1年を経たのとでは、体感時間が全然違うと思うんですよ。

旧同居人と付き合ってた4年間や、20代後半まるっとのめり込んだ片思い期間は、今振り返っても長かったなあって思うし、それらの期間は今思い返しても影響力や印象が強く、私にとってすごく尊い期間なんですね。
んで、これは決して悲観的に言うわけではないんだけど、これからの人生では同じ年数を経ても、あの時と同じように影響を受けたり、印象に残ったりっていうのはないと思うんです。
なだけに、ケムマキさんが元カノさんと過ごした7年間も、どちらから見ても長くて特別な物だったと思うんですよね。どういう経緯で二人が別れたにしろ、付き合っていた期間は事実としてあって、それは誰にも塗り替えられないじゃないですか。

ってねー、頭では分かってるしそう思ってもいるんだけど、まあ面白いか面白くないかって言ったら面白くないですよねー。笑

だからもう日々「なにくそ」ですよ。
前の彼女が7年続いてるんだから、何があってもそれまでは絶対くじけないでおこうと。
時間は加速して感じているとは言え、あと6年か…と思うと若干途方に暮れるんですが、ケムマキさんと一緒にいる期間が前の彼女さんを超えたらね、その時には元カノコンプレックスが少なくとも今よりは和らいでるんじゃないかなあと思っていまして。
と同時に、「こいつ続いてんなー」とケムマキさんも安心するんじゃないかと思っていまして。


旧同居人とはですねー、別れてからも1年に2回くらい会っていて、つーかわざわざリンクは貼りませんがブログにちょいちょい登場してた「保護者的存在のYさま」ってのが旧同居人なんですけど、ケムマキさんと付き合いたての頃に「やっと彼氏できたよー」っていうのを会って報告したんですよ。ちなみにね、これちゃんとケムマキさんの了解を得て「行ってきます」つって行ったんだけども。

今でも客観的に見て「いい男だなー」と思うんだけど、かと言って復縁はあり得ないと、これは私だけでなくY様も思ってるんですよね。
たとえが壮大すぎるかもしれないんですが、世界地図で見ると南アメリカ大陸とアフリカ大陸ってぐぐっと引き寄せたらくっつけられるんじゃないかって思うけど、一度離れてしまったら海岸のかたちはそれぞれ変わってしまって、寄せたところで完全にはくっつけられないじゃないですか。なんか、そういう感じ。

好きで長く付き合っていたのだし、嫌いになって別れたわけじゃないから、今でも限りなく自分の趣向に近い人ではあるんだけど、もう完全一致はしない。そしてこれは私とY様だけじゃなくて、ケムマキさんとケムマキさんの元カノさんもそうじゃないかなーって思うんですよね。そうやって自分に置き換えると「まあ、(二人の復縁も)ないか」って思って安心したりします。


いただいたコメントの答えになってないような気もするんですが、「考えるな」って言われたら全く考えないようになるなんて切り替えは、きっと誰にも出来ないと思いますし、考えてしまうものはしょうがないことだと思いますよ。

元カノさんと自分を比較してどんよりしたり、相手を責めたりするって、なんていうか北風のような「マイナスの攻め」で、結局相手はよりコートの開きを閉ざしてしまうと思うんですけど、地道に根気よく機嫌良くいたら、それは太陽のような「プラスの攻め」で、そのうち相手は勝手に自分からコートを脱いで心を開いてくれるんじゃないかなと、これを書きながら思いました。


やっぱり女は愛嬌!!ですね。





2014.01.26追記:結局別れちゃったけど、ケムマキさんは関係なく、この考えは今も変わってないですねえ。



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