不純物

(11.05.16追記:だーっと書いたらさっそく誤解されてるっぽいところもあったので、若干書きなおしました。)

昔付き合ってた人は「男と女の友情なんて成立しない」と思っている人だったんですが、そこに「あくまでも僕は(そう思ってる)」を付けたしていて、「奈々は成立すると思ってるんだもんね。それでいいと思うよ」と、男友達との待ち合わせに向かおうとする私を、笑って送り出してくれる人でした。

私はずっと長いこと、まじりっ気なしの男女の友情も成立すると思ってて、だからこそ当時付き合っていた相手にも男女にもまじりっけなしの友情はあるんだってば!と熱弁していたのですが、ごくごく最近になって、「まじりっ気なし」なんて「無い」んじゃないかと思うようになってきた。正確に言うと、「おおむね、無い」。
そんな話をこないだ友達としていたので、ちょっと書きとめておこうかと。


「友達」にもいろいろあるではないですか。「知人」と「友達」の境目ギリギリのライトな友達から「親友」と呼べるディープな友達まで。んでまた男友達に対する気持ちと女友達に対する気持ちって質が違うし、接し方も違う。←追記:もうね、そう思ってること自体が「まじりっ気」なんだと気付いた。

世に言う友情って要は「色っぽい気持ちが全く混ざらない」ことを指してると思ってんですけど、私は異性愛者なので、自然、女友達に色っぽい感情はわかない。まじりっ気なしに友情。
だけど、本当に密に付き合っている「男友達」と言うのは、なんかしら異性としての魅力があるから付き合っているんだなと思うようになったんですよ。逆に、ほんとにまったく色っぽい気持ち=不純物、が混ざらない相手の方が、友達付き合いとしてはライトで、お互いに「何かあったら夜中でも早朝でも駆けつける!」ほどの強い思いれはなかったりする。いや、友達だから好きだし末永く仲良くして居たいとは思ってるんですけど、相対的に言うと前者の男友達よりかはやっぱり仲良し度が低いんですよ。

男女の友情は、まじりっ気なしにはおおむね成立しない、っていうのは、この年になって「気付いた」んではなくて、年齢とともにそういう付き合い方へと変化して…いや、違うな、付き合い方は変化はしてないんだけど、そういう、どっか色っぽい感情もほんのーり抱いてしまう男友達が結果的に「密な友達」として残ったというか。
それはおそらく、良くも悪くも昔より少しだけ大人になって、自由に使える時間が減って、そんで、ズルくなったからだと思うのです。

今はもう、「遊ぶ」って言うとだいたい「飲みに行く」ってことで、時間とお金を使って会うのならやっぱり楽しく過ごしたくて、で、楽しく飲みたいと思った時に誘ったり、逆に誘いに乗ったりする男友達には「若干の不純物」が混ざっているなと。「自分が気持ちいい流れに身を任せてたらここにたどり着きました」っていう結果論なんですよね。たぶん。
私は女なので、やっぱり同性の友達の方が正直、大事。男の人だってそうですよね?同性の友達の方がきっと大事ですよね?

だからね、もう、ほんとにザックリとヤラシイこと言いますけど、どうせ男友達に会うんなら微か~でも「キュン」と来るような、なんか「オプションサービス」があるような人じゃないと時間と交際費のかけがいがな…いや、ごめん、ここまで言っといてまだ濁そうとした。守りに入ろうとした。
ちょっとくらい浮つくなんかがないと時間と金がもったいないっつー話なんですよ。(ドーン)(言っちゃったね)

追記。「色っぽいもの」って、取り沙汰するからおかしなことになったんだな。
要はね、男の人として「圏外」だと思うほどに魅力がない人とは交流を持っていない、という意味なんですよ。
友達になっている人に感じる「色っぽいもの」とは、単純にイイ顔をしてるとか、手がきれいだとか、可愛げがあるとか、言葉に引力があるとか、「男の人」としての長所を、異性目線で長所として感じているってこと。
私に向けて押し出しているセールスポイントではないにしても、それらはちゃんと視界に入ってる。でも私にとってはオプションで、「先行」はしていないし、「一緒に居る理由」を占めているわけでもない。
友達になっているくらいなので、気が合うって言うのは大前提だし、一緒に居る理由を占めてるのはそういう部分。
完全に色っぽい気持ちが先行してて、更にそういう気持ちの占有率が、男友達とは比べ物にならないくらい高いのが「好きな人」。そこには歴然とした差がある。(ここまで追記)

友達として飲んでるんだけど時々ふと「あー、愛しいなあ」って思うことがあって、私がそう思っている相手からも、なんかふとした時にそういう感情の芽生えがちらっと見えることもある。
だけどお互いにそれを表沙汰にしない、一線を超えない。それがその人を大事にすることであり、それが「男女の友情」なんじゃないかと思うのです。

だからですね、本当に完全にまじりっ気なしのニュートラルな感情しか「友情」と呼べないのなら、私が「友情」としてるものって、友情とは呼べないのかもしれないなあと。バイアスかかってるから。
なので、昔付き合っていた人が言ったように、「成立するかしないか」の二次元論で言ったら成立しないのかもしれない、と思うようになったのです。

だけど、対・友達と対・恋愛対象への接し方って違うではないですか。友達だから見せてくれる表情があって、友達だから掛けてくれる言葉があって、友達だからフォーカスできる話題や共有できるものがあって、「友達だから」見たり聞けたり得られるそれらが、その人と完全に男女の仲になったときに得られるものよりも勝っているだろうと思うから、「友達」を選択してる。

ひっそりと魅力を感じている「不純物」は、あくまでも友達だからキラッと光って見えてるってだけのことなんですよね。言ったところで私にはなんのメリットもないのに無駄に正直に言いますけど、昔一度だけ試したことがあって(何を?)「あ、間違えた」と思った実績があるからなおさらそう思うのです。(いらん実績!!)

なんていうんでしょう?大量のちりめんじゃこの中に時々混じってるエビの赤ちゃんみたいな「物珍しさ」というか。
んで、私は、まじりっけなしちりめんじゃこ100%じゃなくて、エビもあってほしいなと、男友達に対して思うわけですよ。
でも、エビは、ちりめんじゃこ1袋(大量)に対して1匹2匹くらいの、ほんのちょっとでいいんです。

こいつこんなバカな話してるけど「あの時」とかどんな顔してんの?(ニヤニヤ)って想像したりはするけど、実際に自分の目でまじりっけなしに「男」になってる友達の姿とかは、見たくないですからね。笑

とか、まあ、散々書きましたが、唯一、ほんとにまじりっ気なしの友情を感じている男の子親友が私には一人だけ居るんですけどね。
「おおむね、無い」と言ったのは、そういうイレギュラーな存在もいるから。ちなみに昨日も電話で話してて「こんっだけ気が合うのに、ほんっと『無い』よね!」という話をしていました。笑

追記。あ、あとですね、「今となっては」まじりっ気なし。っていう人もいます。でもそういう人にもなんかしら色っぽいものを感じていたっていう過去はちゃんと存在しているのですよ、やっぱり。知り合い初期とか。そして今でも「この子の彼女はこの子のこういうところが好きなんだろうなあ」っていう長所は、欲目抜きでちゃんと視界に入りますね。

「友達」で居てほしい人と「男の人」で居てほしい人、各々が持つ魅力とそれぞれを欲する気持ちの質は全く別物で、どっちも大事でどっちも必要。
それは自分自身が「友達」で在れる場所と、自分自身が「女の人」になれる場所を必要としてるってことでもあるからなんです。
私の男友達が「男の人として」寸足らずなのではなくて、私の女扉の鍵穴には合わないというだけの話。
私には男友達とは別のところで「女の人」になる場所と時間があるし、男友達にだって私の目につかないところで「男の人」をやってる場所と時間がありますからね。


まー、男友達と好きな人、その質はまったくの別物とは言え、じゃあどっち取る!?って聞かれたら、私は好きな人取りますけどね。笑

でも女友達と好きな人どっち取る!?って聞かれたら、答えられないなあ…。

男女の友情って、やっぱそんなもんです。笑



追記。いやー、この話題、難しい。まだまだ書きたいことがある。
言葉足らずで真意が伝わってるか自信がないし、仮に伝わっていたとしても、これが公約数的な考えなのかどうかは分かりません。
私、女子校出身者だし、究極の話、友達は女友達だけ居れば足りると思うんですよ。ほんとにほんとにまっさらな、女友達に対して抱くのと同じような関係を求めるんだったら、じゃあ女友達だけでいいじゃん、って話じゃないですか。

自分とは異種の、「男の子」という生き物と仲良くなるんだったら、そこにちょっとは「男の子ならでは」のエッセンスを求めてもいいんじゃないか?って思うし、現に、男友達にはそれを求めていたり、期待していたりするんだと思います。

ただ、やっぱりそれをあけっぴろげに言うことや認めてしまうことは、付き合ってる人がいたりすると若干後ろめたいし、自分の彼氏に同じこと言われたら「おいおいじゃあ会わないでよその女友達と」って、思いますね。笑
気持ちの質が全然違うから、自分的には「心配無用」なんだけども、彼氏から同じことを聞かされたらやっぱ面白くない。


なんにせよ、人付き合いのスタンスは人それぞれですから、今回の日記は「この人はそう思ってんだな」くらいに、ゆるーく読んでいただければ幸いです。



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