ハザードマップ

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皆様、あけましておめでとうございます!

クリスマスにも忘年会にも触れることなく年が明けてしまいましたがそれはまたおいおいということで、今年もよろしくお願いいたします。

挨拶もそこそこに新年一発目の更新は、昨年の反省でも今年の目標でもなく、昨年11月末に刊行された湯山玲子さんの新刊、「四十路越え!」について。

もう既に4日も経っておりますが、今年最初の日記はどうしてもこの本について書きたかった。

先日もちらっと触れたとおり、湯山さんと言えばバラエティ番組「シンデレラ画報」での「光合成女子」発言が記憶に新しいわけですが(2015年追記:リンク切れてる)、「女子のマスターベーション」にフォーカスした発言のみを掬い上げ、この本を、そして湯山玲子さんという人を、「旬のイロモノ」のように思っている人が居たとしたならばそれは早計にもほどがある、と言うもの。

(さらに追記:「光合成女子」=「苺狩りする女子」のこと)


「光合成」にしてもそうですが、「不倫は世間的なモラルとしては、いけないことになっていますが、現実的には最大のダブルスタンダードになっています」や、

「友情関係のはずの男友達との間にも、長いつき合いの中にはセックスが紛れ込むことがあります」など、

事実として数多く確認されていながらも「オカルト枠」におさまっている事柄、それらひとつひとつを指さし確認しながら紐解いていくのがこの「四十路越え!」。


滑走路を「序章」で走り出し、離陸してからの6章、そして「あとがき」に着陸するまでの空路は、「快適な空の旅」と言うよりも、胸がパチパチするほど騒ぐ元気玉スパーキング!な「空中戦」。

気持ちいいけど根本的な解決にはなっていないリフレクソロジー、あるいは、買ってはみたけど結局やらないおうちヨガ(DVD)、のようなヌルさとは一線を画し、本書はガチで体にテコを入れるバッキバキの整体仕様であり、「浮けんじゃないか?」な本場インドのヨガ仕様。

今を生きる我々に必要なのは、埃かぶった預言書やフェザータッチの占いではなく、こういった、実用的なハザードマップなのであります。

バッキバキ整体仕様の具体的な例としては

みんな一緒で横並びが基本的に居心地の良い日本人女性は、いくつになっても友達と恋愛話を披露し合って、同じツボで共感したり、憤慨したりできる気がしていますが、そろそろその辺りを卒業した方が身のためです。

ですとか

白か黒かの二次元論は明快ですっきりしますが、これは単純化という子どもの論理で、複雑な現実を渡って行くには、少々理想論過ぎ。

など。

そんな痛みすら伴う施術がある一方で、

女の人に性欲があるというのは当たり前ですが、これもまた、長らくその存在は無きものにされてきました。
(中略)
男性のように「誰でも良いから、今、やりてぇ」という気分に陥ることは普通にあります。




恋愛とは人間の間の現実の関係なのに、それを一種の型にはめて成就させようとするから無理が生じてしまう。

など、グッとツボを押されて白目剥きそうになるほど気持ちの良い箇所や、サイババを思わせる懐の深い言葉でもって「ハッ!」と啓かせる箇所も多く登場し、とにかく本書は現代社会に生きる我々にかかった「呪い」のような癌細胞を、ある時は「因数分解」で、そしてある時は「宇宙から見たらどうでもいいし」的パノラマサイズの見解で、ことごとく取り除いていくのです。

私はまだ「アラフォー」と呼ばれる世代には届いてない若輩者なので、おもに「恋愛」「セックス」章からの引用となってしまいましたが、全体を通して今すぐ追い風にしたいような記述が満載。

各章には魅力的なインデックスもたくさんつけられています。
例えば「アラフォーと仕事」章での「スタイルでなく、感情で仕事をする」とか。

しかし、ここだけを見て「はっは〜ん、なるほど」と私世代が明日からいきなり喜怒哀楽ダダ漏れの垂れ流しで仕事に取り組んだりしたらただのバカです。

普遍的なことは大いに取り入れ、アラフォーまでの「必修科目」を修得したからこそ活用できる対処法は、大事に温めておきたい。

前から申し上げておりますが、私、本を読むときには傍らにポストイットを常備しており、印象に残った箇所や言い回しが好きな箇所、後でもう一度じっくり読み返したい箇所などに貼るようにしているんですけど、TOP画像を見れば分かる通り、ポストイット貼るとこ多すぎて、往年のラブホファザードを思い起こさせる佇まいとなっております。

それらはここに全て載せたいほどの金言たちなのでありますが、そうしてしまっては読む楽しみが無くなってしまうというもの。

未読の方は是非とも2011年一発目の本として手にとって、そして本書の言葉たちによる「整体」を受けていただきたい。


ツイッター上で桑原茂一さんが、湯山玲子さん宛に

「本当のことを言う時代だと思いますが、それがチャーミングに感じるかどうか?ここがとても大事なセンスですよね。私は楽しめました。とても参考になりました。」

とpostしてらっしゃって、それはもちろん執筆なさった湯山さんが向けられて一番嬉しい言葉だと思うのですが、読んで共感する部分が多かった私から見ても、非常に胸のすくメッセージでした。

そういや先日、私は比喩として

湯山さんの文章は、足腰が強く、それ故行動範囲が広く、大河ロマンスペクタクルのような男らしさを感じさせつつ、自分以外誰も気にしちゃいないけど譲れないアイラインの入れ方はこれ!みたいな細かい女性らしさも感じさせる。

と書いており、「女性らしさ」を「アイライン」に託したのは、湯山さんは「チーク」や「グロス」ではないな、と思ったからだったのですが、本書の中で本当にアイラインに言及してるところがあってちょっと嬉しかったです。(笑)



なにはともあれ「四十路越え!」

アラフォー未満からアラフィフ以上の女性にも激しくおススメいたします!





●追記●
まさかこの湯山玲子さんと実際にお会い出来るなどとは思いもしてませんでした。




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