4月だし、春だし、あったかいし、気持ちいいし、元気なんだけど、なんだか頭の中がピンボケしていて焦点が合わない。
決して弱っているわけではないのに、自分の感覚的なものが刃こぼれしている感じで、体の動きも頭の動きも鈍くて重く、キレがない。(自分比)
目にするものとか、耳にするものの中に、深読みすると素敵な真意があるものや、素敵フレーズがあっても、こうピンボケしていると見逃したり聞き逃したりしてしまう。春だし、と言うよりは春だから、なのでしょうか。頭の中に一枚膜が張ってるみたいにぼやーっとしています。
あ、でもこないだ、嬉しい言葉をキャッチ。
前回の日記の中で、先々週皆勤賞をとったお店のバーテンダーさんから「俺、今週、一番多く喋った人って奈々ちゃんだよ」と言われたと書きましたが、同じ人から後日、こんな事を言われたのです。
「先週1週間で1番多く喋ったのが奈々ちゃんって言ったじゃん。俺、先週、奈々ちゃんと話してるときが一番楽しかったんだよね」
こんなにもダイレクトにこんなにもストレートに自分を肯定されるような言葉をかけられる機会って、普段、案外ないことに気付く。
色のついた会話ではないので「女子として」でなく、「人として」言われた事だったんですけど、すごく嬉しかった。
なんていうか、「無濾過な言葉だなあ」って、思ったんです。
こなれた褒め言葉も嬉しいけど、こういうふうに、良い意味で磨かれておらず、濾(こ)されていない言葉で言われると、直に胸を打たれますね。言葉が単純な分、純度が高い気がします。
全然関係無いんだけど、こないだ、「文庫本のほうが持ち歩きしやすいのは分かるけど、ハードカバーの本のほうが好き。ハードカバーのほうがなんか尊い」っていう話を友達にしていたら(どうでもいいけど、あいちん発信で何故か今「尊い」が流行中)「日本人的発想だよ」って言われたんですね。
その話の流れから、世界で、いまだこんなにレコードが売れてる国っていうのは日本くらいのものらしく、世界で一番レコードが集まってるのは渋谷、っていう話も聞かせてくれて、へーって感心してしまった。国民性なのかな。
でも確かに、音楽や文学が「ダウンロード」できるようになっても、ほんとに好きな作家さんやアーティストの作品は「触れるもの」を買いたいと思ってしまう。文字通り、「手に入れた」って実感出来るものだから。
基本的に、合理的だったり便利だったりするものよりも、不便だけど目で見て楽しいとか、使いにくいけど情緒があるとか、そういうもののほうが好きなんですよね。
上の写真は例のバーテンダーさんが作ってくれた「ロングアイランドアイスティー」。
職人技がキラリと光るクラッシュアイスの飾りつき。
もちろん氷がとけてくると外れちゃうんだけど、刹那的で限りがあるからこそ心打たれます。
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